梨の栽培風景

梨の花

梨の花ってなかなか見る機会がありませんよね。写真は大人気品種「幸水」の花です。

梨の受粉風景

事前に採取しておいた梨の花粉をつかい、耳かきのような梵天(ぼんてん)という道具を使って、残したい花に一つ一つ受粉していきます。

一カ所に5~8つの花が咲くので、残したい向きの花を限定して受粉させるのです。

ミツバチの力も借りています

場所によってはミツバチの力を借りての受粉もおこなっています!

ジョイント仕立て

鈴果園では、「ジョイント仕立て」という樹と樹を繋げる栽培手法を採用しています。

写真のように直線の樹形にすることで作業の効率化、面積の有効活用ができるのです。

摘蕾(てきらい)作業

いらない箇所の蕾をとってしまう作業です。梨の花は昨年の秋に蓄えた貯蔵養分、暖かさで花を咲かせます。

確実に梨の実をとらない箇所では蕾のうちに落とし、養分が分散しないようにしています。

摘花(てきか)作業

摘蕾作業で摘み取りきれず咲いてしまった花を落としていきます。

花がたくさんあると枝の成長に悪影響を及ぼすので、必要最低限のものだけを残します。

新芽の伸び始め(幸水)

幸水の新芽はすこし茶色っぽいです。

新芽の伸び始め(秋麗)

秋麗の新芽はあざやかな緑。品種によって新芽の色が違うのです。

もうすこし経つと全部が同じ緑色になってしまうので、限られた期間だけ見れる特徴。

一般の方だと品種ごとに梨の木を見分けるのは難しいのですが、梨農家は「花の形」「花の大きさ」「葉の形」「枝のつき方」といった情報で見分けています。

網の展開作業

梨の花はとてもデリケート。寒さ・乾燥で今後の成長に影響がでるので、保護するために網をかけます。

鈴果園では「多目的防災網」をかけています。風・寒さ・鳥害・虫の侵入・薬の外への飛散防止など、主に梨を守るために梨園を覆います。

花粉をつけた実がわかるようになってきました

接ぎ木した芽が成長していました!

「挿し木」という方法で接ぎ木しました。

接ぎ木は芽がない箇所や違う品種を増やすときに行っています。

この写真は接ぎ木してから約1ヶ月経過したものです。

摘果(てきか)作業

摘果作業とは、実の大きさ・形、軸の長さ・太さ、肥大したときの果実のなり方などを考えて、よりよい果実を選別して残す作業のことです。

上の写真が摘果前、下の写真が摘果後の写真です。

ジョイント仕立ての接木作業

鈴果園ではジョイント仕立てという、木と木を繋げる栽培手法を採用していますが、これはその接木作業の風景です。

天気が良い日の影

冬の作業中(まだ葉がない頃)には下から梨の木を覗き込み、収穫までの葉の開き具合や果実がなる位置をイメージします。

その後、春になり枝葉が育ってきたら、影を見たりして冬に思い浮かべたイメージを形にできているか、自分で採点したりしています。

梨を効率的かつ美味しい梨を作るには、「重ならず」「空きすぎず」に枝を配置することが肝要です。

まだまだ改善しなければいけないと思う1枚です。

来年用の枝を確保します

太い枝から出てくるたくさんの枝から有望な枝を選び、来年の果実を取る枝として育てます。

この時に順調に伸び出してくれると来年が楽しみです。

うまく伸びない枝には植物ホルモンを処置します。

来年以降を考えて枝を切ります

来年以降の理想の枝を確保するためにとても大切なのが、伸びてきた枝を切る作業です。

1枚目が切る前の写真、2枚目が切った後の写真。

枝を伸ばしっぱなしにすると、葉が混み合ってしまい、本来伸ばしたい枝の伸長を妨げてしまいます。 

今年の果樹を育てつつ、来年以降のことを考えなくてはならないのも果樹の難しいところですね。

木の世代交代を行っています

鈴果園では古くなった木の改植を急務で行っています。

今まで頑張ってくれた木を伐るのは大変忍びないのですが、未来へ向けて随時、世代交代をしています。

一本一本個性があり整えるのは大変ですが、思い描いた成長をしてくれると一人でうなずいています。

写真は植えて2年目の木で、まだ骨格となる主枝を伸ばしている段階です。

風にゆらされると伸長が止まってしまったり、曲がってしまうため、成長に伴い随時止めて行きます!

将来、美味しい果実を収穫されてもらう有望な木にはお世話がかかせません!

まだまだ摘果作業もやっています

1枚目は摘果前、2枚目は摘果後です!

こまめに摘果を行っています。

反省点

枝が生えていない部分があるのですが、こういった箇所があると反省です。


「来年はこの箇所にも枝を配置して梨を採ろう!」
と、心に誓い今できる作業に丹精を込めます。

接木した箇所から枝が生えてきました

枝が発生せず空いてしまった箇所に接木して、枝が生えてきた写真です。

2.3年前に接木をした成果が形になって確認できると、少しはあの頃よりいい園にできている、と確証します。

とはいえ、まだまだ手が届いていないところもあるので精進します。

5月中旬の梨園

気温が上がってきて、25度を超える日も出てきました。

それに伴い梨の葉も色が濃くなり、働いてくれそうな良い葉が展開してきています!

雨の日の作業

雨の日の作業では、このようなアイテムが役立ちます!


梨栽培は手を上げる作業が多く、雨の日は袖口から濡れてきてしまうのですが、返しのついたゴム手袋をすることで防ぐことができます!

草が伸びてしまった園の管理

千葉県船橋市にある鈴果園の梨栽培風景
千葉県船橋市にある鈴果園の梨栽培風景

3年後の始動にむけて頑張ってもらいます。

あいた空間に梨がたわわに実る光景を思い浮かべるのが楽しいです!

5月:追肥

追肥をしました!

追肥とは、作物の生育具合に応じて必要な養分を追加で与えることです。

梨の木を健全に保ち、美味しい果実を実らせてもらえるように品種や樹齢などで成分を調整して管理しています。

写真の赤い袋に肥料を入れて、それを背負って撒くのですが、腰にこたえる作業です。汗

薬剤散布しました

スピードスプレイヤ(SS)という機械を使って薬剤を撒布しました。

梨栽培では、高い品質を保つ為に栽培期間中に定期的に薬剤を散布します。

広い園内にまんべんなく、円滑に作業を行うためにこのような機械が活躍します!

育成中の梨の木

育成中の梨の木

今年の冬に植え替え予定の苗木です。

園の外に育成場を作り、まとめて管理できるようにしてあります。

鈴果園の堆肥について

写真は堆肥の切り返し作業。

梨園に投入する堆肥は1年かけて準備しています。

米も栽培していることもあり、籾殻が大量にでるので、そちらの処理もかねています。

馬の未熟堆肥、籾殻、ぬか、水で発酵を促し、冬に梨園の土壌改良としてまぜ混みます。

6月中旬の梨の様子

上が凛夏、下が甘太です。

形はすでに梨ですが、まだまだ小さくて可愛いですね!

凛夏はこの状態からあと1ヶ月半ほどで収穫。ここからググッと成長が加速して大きくなっていきます。

白紋羽(しろもんぱ)菌について

園の中では老木から若木へと植え替えをする、「改植」という作業をして収穫量の維持をしています。

梨の改植を進めるなかで大きな問題となっているのが、白紋羽菌による根への傷害およびそれに伴う枯れ。

見えない土の中で根子を枯らしてしまい、樹を枯らしてしまうのです。

この樹も去年までは順調に生育していたのですが、今期になり元気がなく、もしやと思って株元を掘ると…。

土壌改良資材を投入(写真)して残った健全な部分から快方に向かってくれたらと願います。

病気との戦いも農家の仕事です。

梨の収穫までもう少しです!(7月初旬)

梨の収穫までもう少し梅雨明けが間も無く、梨の収穫までもう少しです!こんな昆虫からも季節を感じられますね!

香麗(こうれい)が採れそうです(7月初旬)

今年は過去最速レベルで梨の成長が早く、鈴果園では最初の品種「香麗」が収穫間近です。※香麗はネット販売はいたしません。

裂果について

肥大と水分が多くなると、裂果という果実が出てしまいます。果実を厳選してより美味しくなる果実を残していきます!

極早生品種「甘ひびき」

甘ひびき
甘ひびき

マツコの知らない世界でも「美味しいフルーツ」として紹介されていた甘ひびき。だんだんいい色合いになってきています。

当園ではまだ極少数の収穫で数に限りがございますが、大変甘くて美味しい品種なので数をしっかり採れるように準備しています。

過去一番の早さで収穫期を迎えます(7月10日)

梅雨の出口がみえ始めてまもなく収穫シーズン 園の準備も整え、経験したことのない早さで収穫むかえようとしています!

梅雨の出口が見え始め、まもなく収穫シーズン。園の準備も整え、経験したことのない早さで収穫むかえようとしています!

収穫期を迎えました(7月23日)

例年にない早さで収穫期を迎えました。左から「香麗」「夏しずく」「甘ひびき」「幸水」という品種です。

凛夏の収穫・発送

凛夏およびオススメ梨セットをネット販売しました。すぐに完売して大変嬉しかったです。

真心込めて発送いたしました。

秋麗の収穫・発送

秋麗も凛夏同様、すぐに完売しました。誠にありがとうございました!

豊水

8月下旬になると豊水が食べごろを迎えます。

 梨園にあった鳥の巣

梨園に鳥の巣ができていました!